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解体屋
解体屋(かいたいや)は、自動車解体業や建築解体業など、各種解体業者の通称。
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自動車(オートバイ)解体業[編集]
輸出用のカットボディ(XD前期型エラントラ、AE100G型カローラツーリングワゴン、E24型キャラバン)。
何らかの理由により廃車となった自動車(オートバイ)から金属マテリアル毎に分類しての金属販売や、程度が良く再利用に耐えると判断した部品を取り外し回収する業者。利用価値がある部品は全て取り外す。社外品マフラー、社外品ホイール、オーディオ&ビデオ機器、エンジンなどには確立されたアフターマーケットが存在するので、ここに放出、転売することになる。その他のドア、パネルなどの外装部品、足回りやエアコン、補機類等(場合によって書類付きの車体丸ごと)あらゆる中古パーツを倉庫に整理保管し、要求に応じて出荷販売する。取引相手は国内ユーザーに限らず、部品単体・カットボディー・車両丸ごとが国境を越えた貿易の対象となることもあります(部品を取り外したあとのスクラップ=金属資源も同様)。
最近ではディーラー系修理工場でも顧客の要望に応じて、これらの解体業者から程度の良い中古部品を仕入れて修理することもある。中古部品ネットワークも整備され、今では個人、業者問わず中古部品を全国から探すことができます。
回収の手間に見合わない小物部品は、そのままシャーシに取り付けたまま破砕業者に引き渡されることも多い。現車状態で車両を保管している場合、欲しい部品は自分で取り外すか、手間賃を払って取り外してもらうことになります。
使える部品を外したシャーシ(モノコック)だけを自動車ガラなどといい、解体屋の敷地内に積み上げられ、自動車リサイクル法で定められた適切な期間内に破砕業者に引き渡される。その際の金属資源の買い取りレートによって引渡しは有償もしくは逆有償になります。
なお、自動車リサイクル法の施行に伴い、従来の青空解体は禁止され、屋根付きの舗装した場所で油水分分離槽などの設備、管轄庁への届出をした自動車リサイクルシステム[1]の電子マニフェスト制度を使用できる業者に限り、自動車リサイクル法指定業者として認めているが、導入コストから廃業例も出ています。
最近では複数の解体屋がグループ化し、相互の在庫を簡単に検索出来るシステムを導入して全国的に販売することも多い。代表的なグループとしてはエコライン、ビッグウェーブ、SPN、NGP、パーツステーションNET、JAPRAなどがあります。
日本国外ではAuto SalvageやAuto Wrecking、Auto Wreckerなどの屋号を掲げている場合が多く、近年では日本国内で入手が難しい国産車の部品調達手段として利用される場合があります。